円が上昇、1ドル=146円台に-タカ派のFOMCが介入促すと懸念
2022年11月02日
(ブルームバーグ): 円相場は対ドルで2日続伸。トレーダーらは米連邦公開市場委員会(FOMC)のタカ派姿勢でドル高が進み、日本当局の介入を促すリスクを意識している。
2日の外国為替市場で円は1%近く上昇し、1ドル=146円85銭を付けた。先月付けた安値の151円95銭からほぼ3%安い。同水準は政府・日銀の介入を招いたとみられている。
3日の日本市場は祝日で休場。取引が薄い中でFOMC後の動きが増幅される懸念から、日本当局は警戒を怠らない見込みだ。
原題:Yen Rises on Intervention Risk as Traders Brace for Hawkish Fed(抜粋)
--取材協力:David Finnerty、竹生悠子、横山恵利香、野原良明、Naomi Tajitsu.
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