「円安」追い風に訪日客が日本満喫 穴場で食べ歩き・爆買い…

2022年10月17日

歴史的な円安のなか、水際対策の緩和により外国人観光客が続々と入国しています。皆さん、どんな場所で何を体験しているのか。日本人の知らない「ニッポンの穴場」を教えてもらいました。  今、外貨の両替所で、日本の円が不足する異常事態が。  外貨両替「インターバンク」・佐藤豪代表:「円安が続いているので、ずっと忙しい。(外国人客が)殺到すると資金繰りが大変、うれしい悲鳴。欧米や東南アジア、大きいと100万円単位の人がいる」  「歴史的な円安」と「外国人客の増加」で、外貨の買取が急増。  円相場は32年ぶりの円安水準を更新し、一時、1ドル149円に迫るまで値下がりしています。  新宿の両替所にニューヨークからの観光客が。170ドルを両替すると、およそ2万5000円に。何に使うのでしょうか。  アメリカ、アヤンさん(40):「サンキュー、アリガトウ。為替レートが良いからね」  円安に喜びながら、向かった先は...。  アメリカ、アヤンさん:「オモイデヨコチョウ」  外国人客に大人気、新宿西口にある「思い出横丁」。昭和レトロの面影漂う商店街で、長さ90メートルの狭い通り沿いに60軒以上の飲食店がひしめいています。  ドイツ、ステファンさん(31):「昔にタイムトラベルしたみたいで、とてもクールだね」  日が暮れると、思い出横丁に続々と外国人客の姿が。  焼き鳥店で、ロンドンから来たカップルを発見。カウンター席は非常に狭く、壁すれすれ...。人が通る隙間もありません。  イギリス、チャーリーさん(28):「ここでの値段はかなり価値があります。ロンドンで日本食を食べると5倍になりますから」  歴史的な円安のなか、「割安な日本グルメを存分に味わいたい」。注文したのは、焼き鳥とポテトサラダ。  ところが、チャーリーさんは...。  イギリス、チャーリーさん:「どうして良いのか分からない...。ポテトサラダのように見えるけど」  すると、日本人では思い付かない食べ方を披露。  ディレクター:「おお~ポテトをディップ!」  箸でつかんだ焼き鳥の上にポテトサラダを付けて、ぱくり。  イギリス、チャーリーさん:「う~ん。僕は何かやらかしたかな?どうだった?」「味のコンビネーションが最高ですよ」  母国イギリスのソウルウード「フィッシュ&チップス」ならぬ、「チキン&ポテトサラダ」。オリジナルの食べ方で堪能。  イギリス、カーラさん(28):「私たちが日本に来た主な目的は食べ物なんです」  陽気な2人は、「食い倒れの街」大阪へ、グルメ旅に向かうといいます。  東京・荒川区のJR日暮里駅近く。駅前通りに、外国人客から人気の穴場スポットが。  およそ1キロにわたる、繊維の問屋街にやってきたのはフランス人の音楽家の2人。日本でのコンサートのため、5日前に来日したといいます。  フランス、クロードさん:「ベリーナイス!ビューティフル」  金色に輝く生地に、一目ぼれ。  フランス、クロードさん:「これはテーブルクロスにしようかしら」  色とりどりの生地を"爆買い"。2人合わせておよそ1万円分をお買い上げ。  フランス、マリーさん:「この生地でシャツをあつらえようと思います」  フランス、クロードさん:「ベリーハッピー」  フランス、マリーさん:「ジャパン」  フランス、クロードさん:「フランスの半額で済みます」  ところで、どのようにして「日暮里繊維街」を知ったのですか。  フランス、クロードさん:「ガイドブックで見ました。友人が来たことがあって教えてくれました」  2人は、日暮里からほど近い「谷中ぎんざ」へ移動。日本の冷たいそばに初挑戦します。  フランス、クロードさん:「どうやって食べたら良いのか教えて下さい。そばを食べた後におつゆを飲むの?」  聞けば、フランスには温かいそばしかないんだとか。  フランス、クロードさん:「冷たいそばもおいしいわ。とてもおいしい」  外国人観光客が魅了されるニッポンの穴場スポット。日本人も知らない魅力が隠れているのかもしれません。

テレビ朝日

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