「独眼竜」
「独眼竜」
もしあなたが歴史好きなら
ご存知かもしれません。
戦国時代の東北地方を統べる
伊達政宗の異名です。
幼少期に天然痘を患い、
片目の視力を失ってしまったことから
独眼の名がつきました。
彼は東北という日本の端にいながらも
その名前を全国に轟かせていました。
一体なぜでしょうか?
- 知略に優れていたから
- 和歌が非常に上手だったから
- 戦国時代を最後まで生き抜いたから
など、さまざまな理由が考えられますが...
こうして挙げてみると
伊達政宗がいかに才能溢れる人物だったかが分かりますね。
そんな彼の才能の根底にあるのは
徹底した「情報収集」。
実は彼にはこんな逸話があるんです...
天下人を怒らせた伊達政宗...
危機一髪で切腹を逃れた驚きの方法とは?
豊臣秀吉が天下統一に王手をかける
小田原攻め。
関東の北条氏を打ち取るため
北から挟み撃ちにしてほしいと
秀吉は伊達政宗に参戦の協力を求めます。
しかし、北条氏と同盟を組んでいた
伊達政宗はこれを無視。
いよいよ戦況が秀吉に傾いてきた時に
参戦の意を伝えました。
しかし...時すでに遅し。
秀吉はかんかんに怒り、
伊達政宗は切腹もありうる状況へと追い詰められました。
謝罪も兼ねて大阪へ向かうこととなった伊達政宗。
なんと死装束で秀吉の前に現れたそうです。
派手なパフォーマンスが大好きな豊臣秀吉は
これを見て、すっかり面白くなり
許してしまったそう。
しかも伊達政宗はこの時まで、
豊臣秀吉に会ったことがありません。
ネットもない時代に
どうやって相手の性格を知ったのでしょうか?
実は彼、非常に筆がまめで、
今でも多くの手紙が残っています。
(なんと手紙をまとめた書籍が出るほど!)
そして、
社交の場にも必ず顔を出していました。
そこで情報収集をし、
自分の立ち回りや身を守る戦略を練っていたようです。
情報収集が生きていく上で
どれだけ大切かを語ってくれるエピソードですよね。
これは現代で
投資をする時にも大切なこと。
自分の目標や資産を守るためには
情報収集が必要不可欠です。
何も知らない状態で投資をしていると...
例えば、株価が下がってしまった時。
市場全体が落ち込んでいるから
下がってしまったのか?
それとも、その会社に問題が起きて
下がってしまったのか?
問題点が全く分からないので、
今後上昇する見込みがあるかどうかを
見極めることができませんよね。
売り時を逃してしまって
大きな損をしてしまう可能性もあります。
さらに、なぜそうなったのか?
が分かっていないと、
不安は膨らむばかりでしょう...
市場が今どうなっていて、
保有している銘柄がどういう状況かを
知っているだけでも
今後の投資判断に有利になるわけです。
とは言っても、
闇雲に情報を集めればいいというわけでもありません。
先日こんな記事が発表されました。
AIは悪い情報を受けて育つとサイコパスになる
という研究結果です。
つまり、せっかく情報収集をしたとしても
悪い情報ばかりだと、
適切な判断ができなくなってしまうのですね...
伊達政宗も悪い情報を
掴まされることがあったはず。
では、どうやって
適切な判断を下していたのでしょうか?
それは、信頼できる情報源が
どこなのかを知っていたから。
手紙のやりとりは数えきれないほど。
社交界の場には必ず顔を出す。
こうして、さまざまな場所で
信頼関係を築き上げ、
有効な情報を得ていったのです。
現代と違い、
ネットもメールもない時代...
きっと並々ならぬ努力が隠れているのでしょう。
一方で今、私たちには情報を集める
ツールがたくさんあります。
- インターネット
- オンラインセミナー
- 雑誌や新聞紙
これらを有効活用して
信頼できる情報を集める。
そして、自分にとって必要な情報は何か?
をしっかりと見極め、
適切な判断を下せるようにしたいですね。
良い投資を。
P.S.
そうは言ってもたくさんの情報源があって
どこが信頼できるのか迷ってしまいますよね^^;
こちらでは米国で40年以上も続く
金融出版社が提唱する
投資の戦略を知ることができます。
ぜひ良い情報を手に入れて
あなたの資産形成にお役立てくださいね。