【ゴールデン・グローブ賞】坂本龍一さん受賞逃す
2022年06月07日
毎日新聞2016年1月11日 21時19分(最終更新 1月11日 21時21分)
【ロサンゼルス長野宏美】米アカデミー賞の前哨戦となる第73回ゴールデン・グローブ賞(ハリウッド外国人記者協会主催)の授賞式が10日、ロサンゼルス近郊のビバリーヒルズで開かれた。
作曲賞にノミネートされていた音楽家の坂本龍一さん(63)は、3度目の受賞を逃した。
坂本さんはレオナルド・ディカプリオさん主演の映画「レヴェナント 蘇えりし者」(アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督)
の音楽でドイツのアルバ・ノト(本名カールステン・ニコライ)さんと連名で候補になっていた。
同作はドラマ部門の作品賞と主演男優賞、監督賞の最多3冠に輝いた。
坂本さんは2014年7月に中咽頭(いんとう)がんを公表し、約1年治療に専念していたが、授賞式では元気な姿でレッドカーペットを歩いた。
ミュージカル・コメディー部門では、火星に取り残された宇宙飛行士の物語「オデッセイ」
(リドリー・スコット監督)が作品賞を受賞し、マット・デイモンさんの主演男優賞を含め2冠を獲得した。
https://mainichi.jp/articles/20160112/k00/00m/030/047000c