【ブラック企業】すき家(ゼンショーグループ)…再び起きたワンオペの悲劇 「妻は厨房で倒れ,3時間放置されて死んだ」
2022年06月02日
https://bunshun.jp/articles/-/54595
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/21/Sukiya_logo.svg/512px-Sukiya_logo.svg.png
(前略)
1月17日明け方、名古屋市にある牛丼チェーン店「すき家」で、パート女性の山田加奈子さん(仮名・58)が、1人で店舗を
切り盛りする"ワンオペ"勤務中に倒れ、3時間放置された後、死亡していたことが「文春オンライン」の取材でわかった。
加奈子さんの夫である直樹さん(仮名・46)が取材に応え、「妻の無念」を語った――。
(中略)
◆パートで労災も認められず...「ワンオペでなければ」という思い
1月17日午後、病院で妻の遺体に向き合うことになった直樹さんは、同じ日の
夕方、病院内で加奈子さんの上司にあたるゼンショーの社員と面会した。
「妻のことがショックで会話の内容はあまり覚えていませんが、謝罪などは一切なく
保険のことを話したと思います。妻へは弔慰金として10万円が払われると。社員の方
からは妻の勤務実態などの説明はなく、その後の葬儀にもいらっしゃいませんでした。
妻の死に関して『ワンオペでなかったら』という悔しさはあります。仮に人件費などの
問題で2人雇えないなら、防犯カメラを監視カメラなどに代えてもらうだけでもいい。
一人で仕事をせざるをえない労働者の安全を『すき家』はもっと考えてほしいです」
(以下略)