【勝率90% vs 勝率10%】 どっちの投資がいい?
これは
1つの投資先には投資資金の4%まで
25銘柄に分散投資しようという発想です。
その25銘柄に分散する資金がない場合...
どうすれば良いのか?
というご質問でした。
早速、結論から言うと...
今、可能な範囲で株を買って
これから徐々に銘柄数を増やす
という手があります。
最初は2~3種類の株を持って、
その後はコツコツ積み立ててる。
そして数ヶ月、数年後に
25銘柄を持っている状態を作るということです。
例えば、今、投資に回したい資金が5万円の場合...
それを25分割しようとするのではなく、
1万円ずつ、まずは3銘柄くらいに投資。
そのあとは毎月1銘柄ずつ、
投資に回す資金があれば
コツコツ買い足していくという形です。
これが今手元にある
資金を使う方法。
そしてここからは、
そもそもの資金を増やす方法をお伝えします。
人によっては毎月2万円以上の
投資金額の増加が期待できる...
そんな方法です。
その方法とは...
今のスマホを格安SIMに変えること
です。
(もしかすると既にされているかもしれません)
SIMとは、カンタンにご説明すると
スマホの横に入っているICカードのこと。
イメージはこちらです。
スマホの初期設定をされた時にご覧になったかもしれません。
これは言わば、スマホの「身分証」のようなもの。
スマホに挿し込むことで、
- どんな料金プランで
- 何という電話番号で
- どれだけ電話やネット通信をしたか
を記録してくれて...
毎月あなたがどれだけの
通信料を払うかが決まります。
ソニー生命保険が20歳~69歳の
男女1,000名に対して行った調査によると、
毎月の利用料金の平均額は、1人あたり6,401円。
もしあなたが4人家族だとすると、毎月約2万4,000円。
1年で約30万円をスマホ代に支払っている計算になります...
あなたのご家庭はどうでしょうか?
もしかすると、それ以上かもしれませんね。
ですが今、この月々の通信料を
1人あたり1,000円程度に抑える
格安SIMというものが販売されています。
格安SIMの場合、4人家族だとしても、毎月4,000円。
年間にすると、4万8,000円程度。
年間30万円かかっていたのが、5万円程度に抑えられるので...
毎年25万円
が浮くことになります。
もしこれを投資資金として使う場合...
1銘柄、1万円ずつ振り分けて25銘柄購入できるのです。
ではなぜこんなに安いのか?
その理由は2つのモノを持っていないことにあるんです。
1.ネットワーク設備を持っていない
電波を届けるには大掛かりな設備が必要。
そんなイメージがありませんか?
実際、ドコモ、au、ソフトバンクこの大手キャリアは
2020年度だけでも、
- ドコモが5,700億円
- auは3,500億円
- ソフトバンクが3,350億円
という巨額の設備投資を行なっています。
一方、格安SIMを提供する事業者は、
自社でネットワーク設備を持っていません。
その代わり、3大キャリアの設備の一部をレンタルしているんです。
ですから、莫大にかかる土地代や設備代などの費用がゼロ。
レンタル代を大手キャリアに払うだけなので
料金が安くなっているんです。
そしてもう1つが...
2.店舗を持っていない
これはネット証券と一緒ですね。
基本的には、実店舗がなく、
インターネットでの申し込みがメイン。
なので店舗にかかる費用も
販売・営業スタッフにかかる人件費も
カットすることに成功しているんです。
このように、大手キャリアが
- 土地代
- 設備代
- 店舗費用
- それに伴う人件費
が一切かからないので、
その分、料金をグッと抑えることができる。
これが安さの秘密です。
ただし、もちろんデメリットもあります。
それは回線が混むと遅くなること。
あくまで大手キャリアが持つ
ネット回線の一部を借りているので、
日中には通信が集中して遅くなることもあるのです。
なので、
日中から室外で動画を見たり、
高画質のスマホゲームをしたり
される方にはあまりオススメできません。
でも、あなたが
- 日中は忙しくて、ゆっくりケータイを見る暇はない
- ネットを使うとしてもSNS、電話での連絡くらい
- スマホは家に帰ってから少し開く程度
そんな使用頻度であれば、
格安SIMに変えて投資資金を
増やすのも良いかもしれません。
不要なコストをカットして、資金を増やす。
それを投資に回してどんどんと大きくする。
これも投資家として大事な考え方の1つですよね。
良い投資を!