【半導体メモリ】WD、キオクシアの異物混入事故を受けフラッシュ製品を値上げ
Western Digital(WD)の顧客部門・エグゼクティブバイスプレジデントであるJerald Kagele氏が14日に同社の顧客に宛てたメールによると、WDは即日よりフラッシュ製品の値上げを行なうという。
キオクシア株式会社は10日に、半導体工場で異物混入した事故を報告した。具体的には、3D NANDフラッシュ「BiCS FLASH」の特定生産工程において不純物を含む部材が発見されたもの。
パートナーであるWDは、少なくとも約6.5EB(エクサバイト、65億GBまたは650万TB)のフラッシュメモリに影響が出ていると見積もっている。このため、短期間で製造コストが著しく上昇し、WDはフラッシュメモリの値上げを発表した格好。長期的な影響については現在見積もっている。
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キオクシアの半導体工場で異物混入。65億GB分のフラッシュメモリ供給に影響か
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1388008.html
□関連リンク
キオクシアのホームページ
https://www.kioxia.com/ja-jp/top.html
四日市工場での異物混入についてのニュースリリース(キオクシア)
https://about.kioxia.com/ja-jp/news/2022/20220210-1.html
Westren Digitalのホームページ
https://www.westerndigital.com/
四日市工場での異物混入についてのニュースリリース(Western Digital、英文)
https://www.westerndigital.com/company/newsroom/press-releases/2022/2022-02-09-western-digital-comments-on-production-status-of-its-joint-venture-flash-memory-manufacturing-facilities
2022年2月16日 10:04
PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1388623.html