【参院選】 「党分裂、維新につけ込まれる隙作る」 立憲の福山哲郎氏が議席死守 維新、共産などを抑える…京都選挙区(改選数2)

2022年07月11日

「党分裂、維新につけ込まれる隙作る」立憲の福山哲郎氏が議席死守
 長年続いた自民、旧民主系、共産の三つどもえの構図に維新が加わり、
大激戦となった京都選挙区(改選数2)は、立憲現職の福山哲郎氏(60)が
維新、共産などを抑え、24年守ってきた議席を死守した。
立憲にとっては泉健太代表の地元でもあるが、今回は長年福山氏を支えてきた
国民民主の前原誠司代表代行が維新新人の支援に回るなど「今までで最も厳しい戦い」(選対幹部)となった。
 福山氏は2017年の旧立憲結党時から21年まで幹事長を務め、国会で与党を厳しく追及する姿が
テレビ中継されるなど高い知名度を誇るが、21年衆院選での党敗北を受けて幹事長を辞任。党の支持率も低迷した。
従来は自身の選挙中も他の公認候補の応援で全国を回ることが多かったが、5期目を懸けた今回は地元に張り付いた。
 自民新人とともに当選した福山氏は「京都のことは京都で決める。
その信念で次の5期目を務めさせていただきたい」とあいさつ。
「維新につけ込まれる隙(すき)を作ったのは、連合に力をいただいている党が分裂したからだ」と厳しい選挙を振り返った。
 一方、全国政党への脱皮を目指した維新は京都を「最最最最重点区」と位置づけ、
吉村洋文副代表(大阪府知事)を連日投入。
松井一郎代表(大阪市長)も全国遊説の合間を縫って駆け付けるなど「挙党態勢」で臨んだ。
 近畿を中心に勢力を拡大する維新にとって、京都は国政選の選挙区ではこれまで勝ったことがない「難攻不落」の地だった。
それでも21年衆院選では、比例代表で自民に次ぐ票を獲得。
22年4月の府議補選(京都市北区選挙区)でも、自民、立憲、共産の各公認候補を破って新人を当選させたが及ばなかった。
【添島香苗、中島怜子、野口由紀、菅沼舞】
毎日新聞 2022/7/11 01:14(最終更新 7/11 01:51)  https://mainichi.jp/articles/20220711/k00/00m/010/017000c

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