【愛知】 名古屋駅前の公共スペースが畑に… 誰かが勝手に“野菜栽培”
2022年06月21日
名古屋駅前で野菜が許可なく植えられている件をめぐり、名古屋市の河村たかし市長が見解を示しました。河村市長は「みんなで決めなあかんけど、名古屋の歩道政策の転換点じゃないですか」と柔軟な答えが返ってきました。
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再開発が進む名古屋駅。大きな駅の目の前で突然、目を疑うような光景が現れました。
「考えられへんですねぇ」
「 珍しいじゃないねぇ。こんなデパートの真ん中に」
「これはトマトですかね。多分ね」
トマトだけでなく、おいしそうなナスやピーマン、トウモロコシまでありました。実は名古屋市が管理する植え込みなのですが、誰かが勝手に野菜畑を作ってしまったというのです。
名古屋市緑政土木局 篠塚泰伸係長
「道路の一部でありまして、公共のスペース。(野菜畑は)好ましくない行為だというふうには考えています」
通常、名古屋市では、植え込みの利用には申請が必要で、栽培できるのは原則、観賞用の花などです。
収穫物にあたる野菜は認められていませんが、名古屋市内では過去にも、歩道の植え込みにキャベツやパセリが植えられていたり、トマトや唐辛子のようなものが植えられていたりしたことがありました。
https://news.ntv.co.jp/category/society/d5a9c1825a0c4f8e87bad5c1576640ea