【新しい資本主義】岸田首相は「倍増」大好き!なのに達成期限「区切っていない」とシレッと答弁のア然
2022年05月16日
岸田首相は「倍増」大好き! なのに達成期限「区切っていない」とシレッと答弁のア然
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20220513-00000032-nkgendai-life
「令和版所得倍増」「若者世代の世帯所得に焦点を絞った倍増」「子ども政策に関する予算倍増」──。岸田文雄首相(64)が度々、口にする「倍増」について、13日の衆院内閣委員会で野党議員から真意をただす質問が出た。
岸田首相は昨年9月の自民党総裁選で「令和版所得倍増」を公約したほか、今月5日のロンドンでの講演でも「資産所得倍増プラン」をアピールしていた。
衆院内閣委で立憲民主党の泉健太代表(47)から「倍増が好きなのか」と問われた岸田首相は、「強い意志を示すことは大事だ。稚拙かもしれないが、表現の仕方として『倍増』を多用している」などと説明。だが、議場の野党議員が驚いたのは、岸田首相が「大きな方向性を示している。期限は区切っていない」と答弁したことだった。
野党議員秘書がこう呆れる。
「倍増をいつ達成するのかという期限を区切らないのであれば、それこそ、倍増になるのが10年、20年後でもOKということになるし、そもそも、いつを基準にしているのかさえも分からないではないか。これは公約にならないのはもちろん、計画とも言えないでしょう。単なる思い付きですよ」
「新しい資本主義」というスローガンを掲げたものの、結局、中身が決まらないのも当然のことか。