【朝日】細川護熙元首相、雲龍図のふすま絵を京都・龍安寺に奉納 細川勝元550年忌に合わせる
2022年05月19日
世界遺産で臨済宗妙心寺派の龍安(りょうあん)寺(京都市右京区)で、新たなふすま絵が公開されている。作者は元首相の細川護熙さん(84)。名だたる画家が描いてきた水墨による雲龍図に挑み、32面を奉納した。
細川さんは政界引退後の1999年から作陶を始め、以後、油彩画や書なども手掛けてきた。近年はふすま絵も制作するようになり、薬師寺(奈良市)や建仁寺(東山区)などに奉納している。
細川さんは13日に龍安寺で記者会見し、「龍は古来、人々に安寧と幸福をもたらす存在として寺院に描かれてきた。奉納できて大変うれしい」と話した。
龍安寺は室町時代の守護大名細川勝元(1430~73)が創建し、細川さんにもゆかりがある。本堂のふすま絵は1950年代に皐月(さつき)鶴翁が描いたものだが傷んでいたため、勝元の550年忌に合わせて細川さんが奉納することになったという。
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