【法改正】 AV新法成立で業界に思わぬ難題が…「性別問わず」で“素人男性参加モノ”が絶滅の危機
AV新法成立で業界に思わぬ難題が...「性別問わず」で"素人男性参加モノ"が絶滅の危機
公開日:2022/06/19 06:00 更新日:2022/06/19 06:00
アダルトビデオへの出演強要を防ぎ、被害者を救済するという、いわゆる「AV新法」が15日に成立し、
業界関係者はアタマを抱えている。
年齢や性別を問わず、AVの発売から原則1年は無条件で契約を解除でき、契約成立から撮影まで1カ月、
撮影から発売まで4カ月の期間を置かなければならない。
そのうえ制作サイドは契約を解除された映像の削除や回収をしなければならず、
出演者に賠償請求できない......といったところが新法の柱だ。
あるAVメーカー関係者は「出演を強要された被害者を救済するということに異論はありませんが」と
前置きしつつ、こう明かす。
「お互い納得ずくで撮影しても、発売までの4カ月間で出演者が『やっぱりイヤだ』とゴネたら、
1本100万円ほどの制作費がパーですからね。お金欲しさでノリノリで出演した女のコが家族バレ、
彼氏バレした途端、『出演を強要された』と嘘をつくケースも実際にある。
いわゆる3Pとか4Pとか出演者数が増えるほど、そういったリスクが高まるので、
すでに男女1対1、最少人数で撮影してリスクを回避しようという流れが出てきていますね」
性別を問わずというのも"難題"らしい。
「女優にブッかけるだけの素人の"汁男優"を大勢出演させると、
その中の1人が『やっぱり恥ずかしいから』なんて言い出したら、発売できなくなる可能性もゼロじゃない。
業界内では『もう汁男優はいなくなる』とか笑えない冗談が飛び交っていて、いずれにせよ、
素人参加モノは減っていくでしょうね」(AVサイト編集者)
あれこれアタマを悩ませているようだが、風俗ライターの蛯名泰造氏はこう憤る。
「AV業界は、女性を食い物にしている、エロ=悪みたいな風潮がどんどん強まっていて、