【速報】円相場 一時1ドル=144円60銭台まで円安進行 FRBの0.75%の大幅利上げ受け パウエル議長の会見後は円高にふれる
2022年09月22日
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が通常の3倍となる0.75%の大幅利上げを決めたことを受け、外国為替市場では発表直後は円安にふれ、円相場は一時、1ドル=144円60銭台まで下落しました。FRBの発表前は1ドル=144円10銭前後で推移していました。円安に傾いたのは今後も大幅な利上げが続くとの見方が広がったためです。 今回の利上げで政策金利は「3.00%~3.25%」になりましたが、同時に発表されたFOMC=アメリカ連邦公開市場委員会の参加者による22年末時点での政策金利見通しの中央値は「4.25%-4.50%」となりました。 これにより、年内に予定されている残り2回の会合で合計1.25%の利上げが見込まれ、11月の会合でも0.75%の大幅利上げがあるとの見方から強まり、円を売ってドルを買う流れが強まりました。 ただ、その後、FRBのパウエル議長の会見が始まると、円相場は一時1ドル=143円半ばまで円高にふれる場面もありました。