【速報】日銀 金融緩和の継続を発表 今年度物価上昇見通しは2.9%に引き上げ
2022年10月28日
日本銀行は金融政策を決める会合で現在の大規模な金融緩和策を維持することを決めました。
また、2022年度の物価上昇率見通しについては2.9%に引き上げました。
日銀は、きょうまでの会合で短期金利をマイナス0.1%、長期金利をゼロ%程度に誘導することを柱とする現在の大規模な金融緩和策を維持することを全員一致で決めました。
あわせて今後の経済・物価情勢の見通しを示した「展望リポート」を公表し、2022年度の生鮮食品を除く消費者物価指数の上昇率の見通しについては今年7月に示した2.3%から、2.9%へと引き上げました。
日本経済の先行きについては「新型コロナウイルス感染症や供給制約の影響が和らぐもとで、回復していくとみられる」としています。
黒田総裁は午後3時半から記者会見する予定で急速に進んだ円安や今後の金融政策運営についてどのような発言をするのか注目されています。