【18歳パパ活飲酒】 吉川赴氏の自民党離党でよみがえる因縁 3年前に議席を得たきっかけは自民党元同僚の準強制性交容疑による議員辞職

2022年06月16日

吉川赴氏の自民党離党でよみがえる因縁 3年前に議席を得たきっかけは元同僚のスキャンダル
[2022年6月11日12時25分]
6月22日の参院選の公示まで残り少ないタイミングで、自民党を手痛いスキャンダルが襲った。
吉川赴衆院議員(40)のスキャンダルだ。報じた「NEWSポストセブン」によると、
吉川氏は5月27日夜、都内の焼き肉店で18歳の未成年女性と飲酒を伴う食事をし、
女性側は吉川氏から4万円を受け取ったと説明したとされる。吉川氏は、総裁派閥の岸田派所属。
報道が出たのは6月9日。その翌日の10日、吉川氏は自民党離党に追い込まれた。
吉川氏自身の説明はまだなされておらず、事実関係は明らかになっていないが、
ことの重大性から議員辞職を迫る声も多い。選挙前に出るスキャンダルとしては、
自民党関係者によると、「超最悪」レベルだそうだ。参院選前だけに、「スピード離党」が必要だった事情もうかがえる。
追われるように離党することになった吉川氏。3年前のある「因縁」を思い出さざるを得ない。
吉川氏の地盤は、静岡5区。この選挙区は、旧民主党時代から強固な地盤を誇ってきた、
細野豪志衆院議員(50)の地盤でもある。吉川氏は、細野氏と2012年以降4度戦ったが、
小選挙区で細野氏に全敗。計3回、比例復活で議席を得てきた。
比例復活3回のうち17年衆院選は、当初、比例復活できずに落選していた。
しかし、当時比例東海ブロックで当選した自民党の元議員が、準強制性交容疑で
女性に告訴状を出されるなどしたことを受け、自民党を離党。19年3月、議員辞職に追い込まれた。
その時、比例東海ブロックで次点にいたのが吉川氏。これで繰り上げ当選が決まった。
元同僚のスキャンダルで、議席がめぐってきたのだ。
しかし吉川氏の繰り上げ当選は、自民党内にややこしい事態を招く結果にもなった。
細野氏は17年衆院選の後に、それまで所属していた希望の党を離党し無所属に。
そして、吉川氏が比例復活する少し前の19年1月、無所属のまま、自民党幹事長だった二階敏博氏の派閥、
二階派の「特別会員」となった。つまり、静岡5区に自民党系の候補が2人存在することになった。
吉川氏は19年3月14日、繰り上げ当選後、初めて衆院本会議に出席したが、座ったのはもちろん自民党席。
その背中を無所属席から細野氏が見つめる、緊張感あふれる構図となった。
二階派は、当時の幹事長派閥。一方、吉川氏が属した岸田派のトップ岸田氏は当時、政調会長。
静岡5区をめぐり、党幹部を巻き込んだ「二階派VS岸田派」という党内抗争が起きることになったのだ。
吉川氏、細野氏、どちらが「自民本流」なのかの争い。
昨年の衆院選でも、静岡5区は無所属の細野氏が圧勝し、吉川氏はまたもや比例復活だった。
細野氏はその後、自民党への入党が認められたが、二階派と岸田派の力関係は、3年前とは逆転。
二階氏は幹事長を去り、岸田氏は総理総裁に上り詰めた。2人は同じ自民党所属となったが、
総裁派閥の岸田派にいる吉川氏と二階派の細野氏の立場は、この3年で「逆転」してしまっていた。
そんな流れの中で起きたのが、今回の吉川氏のスキャンダルだ。
細野氏に小選挙区でずっと勝つことができず、比例復活当選を続けていた吉川氏に、
それでも党公認を与えたのが自民党総裁の岸田首相だ。
首相にとって、結果的に恩をあだで返された形になったともいえる。
静岡5区をめぐる自民党「本流」争いは、総裁派閥の吉川氏が、自身がまいた種で
離党する事態になったことで、ふたたび動き始めることになりそうだ。
細野氏は自民党に入党こそしたが、静岡5区の自民党支部長には吉川氏が就いてきた。
選挙に強い細野氏が、ついに静岡5区の自民党の議員になるのか。
3年前に始まった「二階派VS岸田派・静岡の陣」は、あっけない形で幕を閉じることになるかもしれない。【中山知子】
日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202206110000270.html

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