【COCO'S】店長告発 ゼンショー傘下ファミレスでサービス残業前提の“理不尽”な評価制度「残業申告すると年収が50万円下がる…」
2022年07月07日
「文春オンライン」特集班17時間前
「ココスでは残業をすればするほど給料が下がる評価システムになっています。本人の能力不足で残業が増えるなら仕方ないにしても、理由は明らかに人手不足。早朝から深夜まで働いても給料が下がってしまうので残業時間を少なく申請せざるを得ません。睡眠不足でボロボロになって働いているのに、報われない。会社は社員を人として扱っていない、単なるコマとしか見ていないんです」
こう語るのはココスのとある店舗で店長として働いているAさんだ。
飲食店業界では今年4月にくら寿司の店長が自殺、すき家ではパート従業員が死亡する事件が起き、労働環境が注目されている。Aさんが勤務しているファミリーレストランのココスも同様に劣悪な労働環境にあるという。Aさんは絶対匿名を条件にココスで行われているブラックな勤務実態を語った。
ココスは1980年に茨城県に第1号店を開店。茨城県を中心にチェーン展開をしていた。2000年に運営会社の「カスミグループ」がココスを含む外食部門を売却し、現在のゼンショーホールディングスの傘下に入った。これをきっかけに急速に店舗を拡大。現在は全国に500店舗以上を展開する大型ファミリーレストランである。
「睡眠時間もろくに確保できない日が続いて、運転中に...」
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