〔東京外為〕ドル、128円台後半=終盤はECB理事会待ち(2日午後5時)

2023年02月02日

2日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、海外市場の流れを受けて売りが先行した後、1ドル=128円台半ばを軸にもみ合いが続いた。終盤は日本時間今夜の欧州中央銀行(ECB)理事会待ちで様子見姿勢が強まり、128円台後半で推移した。午後5時現在、128円64~66銭と前日(午後5時、130円17~18銭)比1円53銭の大幅ドル安・円高。  ドル円は早朝、前日の海外市場で売りが強まった流れを受け、128円60銭台で取引された。午前9時以降も売りが続き、128円10銭台まで下落。ただ、同水準では買い戻され、仲値すぎには128円70銭台に浮上。正午にかけて128円50銭前後に伸び悩んだ。午後は同水準を軸にもみ合った後、一時128円80銭近くまで買われる場面もあったが、午後5時にかけては128円60銭台に軟化している。  前日の米国時間は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の想定通り0.25%の利上げが決められた。ただ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見が「ハト派的内容だったと受け止められた」(FX業者)ことからドル円は下げ基調となった。東京時間も序盤は売り優勢だったが、「日銀の若田部昌澄副総裁が講演で金融緩和の継続姿勢を強調し、ドル円の支援要因になった」(為替ブローカー)とされ、強弱材料が交錯する中、もみ合いとなった。終盤に調整的な買いが入ったが、「上値を切り上げるには至らず、ECB理事会待ちの様相が強まる中、徐々に動意が乏しくなった」(大手邦銀)という。  ユーロは終盤、対円、対ドルで軟調に推移した。午後5時現在、1ユーロ=141円45~46銭(前日午後5時、141円61~63銭)、対ドルでは1.0992~0997ドル(同1.0879~0880ドル)。

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