〔東京外為〕ドル、129円台前半=新規材料難で戻り鈍い(26日正午)

2023年01月26日

26日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、新規の手掛かり材料に乏しい中、一時1ドル=129円50銭台へ小幅に上昇した。その後は戻りが鈍く、正午現在は129円38~38銭と前日(午後5時、130円43~44銭)比で1円05銭の大幅ドル安・円高。  前日の海外市場では、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅縮小を意識した米長期金利の低下を背景に欧州時間から売りが強まり、米国時間序盤に129円50銭台に下落。いったん130円付近まで買い戻される場面もあったが、中盤に再び売りが優勢になり、129円20銭台まで下押した。終盤は売り一服となり、129円台半ば付近で下げ渋った。  こうした海外市場の流れを引き継ぎ、この日の東京時間は129円20銭台でスタート。新規材料に乏しく、129円10~30銭台で方向感なく推移した後、仲値前に129円付近まで軟化。その後は、129円台前半でのもみ合いが続いたが、午前11時半ごろにかけてじりじりと買いが強まり、129円40銭前後まで上伸。正午にかけては一時129円50銭台まで上値を切り上げた。  午後の相場展開について市場では、「目新しい材料がなく、方向感のつかみづらい展開が続くだろう」(大手証券)とみられている。日本時間今夜に昨年10~12月期の米実質GDP(国内総生産)、27日には昨年12月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控えており、「米景気の先行きを見極めたい」(外為仲介業者)との声が聞かれた。  ユーロは朝方に比べ対円、対ドルで横ばい圏。正午現在、1ユーロ=141円21~24銭(前日午後5時、141円92~93銭)、対ドルでは1.0914~0915ドル(同1.0881~0881ドル)。

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