〔東京外為〕ドル、129円台後半=下げ渋り、PCE物価に注目(27日正午)

2023年01月27日

27日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、実需によるドル売り・円買いを受け、一時1ドル=129円台半ばに軟化した。その後は下げ渋り、日本時間今夜に発表される米物価指標に注目が集まる中、正午現在は129円75~77銭と前日(午後5時、129円48~48銭)比27銭のドル高・円安。  前日の米国時間では、昨年10~12月期の米GDPなど一連の同国経済指標が市場予想より強い内容となったことからドル買いが強まり、中盤に130円60銭付近まで上昇。終盤は伸び悩み、130円20銭前後で取引された。  東京の早朝も130円台前半で推移していたが、午前8時半に発表された1月の東京都区部CPIが予想より上振れたことで、日銀による大規模緩和修正への思惑からドル売り・円買いが活発化。東京時間は129円台後半へ水準を切り下げて、取引が始まった。  きょうは月末のスポット応当日に当たり、仲値に向けて「国内輸出企業などのドル売り・円買いが通常より多く持ち込まれた」(国内銀行)ことから、一時129円50銭程度まで軟化した。その後は買い戻しで下げ渋り、昨年12月の米個人消費支出(PCE)・物価統計の発表を控えてもみ合う展開となった。  午後の相場について、市場では「PCE物価指数の内容を見極めたい参加者が多く、売買は手控えられるのでは」(国内証券)との声が聞かれた。  ユーロは朝方に比べて対円、対ドルで軟化。正午現在、1ユーロ=141円16~19銭(前日午後5時、141円39~40銭)、対ドルでは1.0879~0879ドル(同1.0920~0920ドル)。

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