〔東京外為〕ドル、129円台後半=長期金利上昇で下落(24日午後5時)

2023年01月24日

24日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、海外の流れを引き継いで買いが先行した後、国内長期金利の上昇などを受けてドル売り・円買いが強まり、1ドル=129円台後半に下落した。午後5時現在、129円80~82銭と前日(午後5時、130円11~13銭)比31銭のドル安・円高。  前日の米国時間は、米長期金利の上昇や日銀による期間5年の共通担保資金供給オペレーション(公開市場操作)を背景に日米金利差の拡大観測が広がり、序盤に130円90銭近辺まで上昇。その後は利益確定売りに押され、130円台後半でもみ合った。  海外の流れを引き継いだ本日の東京市場は、130円50銭台で始まった。午前11時ごろに国内輸出企業など実需筋のドル売りに押され、130円10銭台に下落。売り一巡後は持ち直し、午後に入って130円40銭台まで買い戻された。ただ、買いの勢いは続かず、東京債券市場で長期金利が0.405%まで上昇すると徐々にドル売り・円買いが優勢となり、一時129円70銭前後まで下落する場面もあった。  東京市場は売り買いが交錯する展開となったが、市場関係者からは「中国などアジア市場が旧正月で薄商いだったことから、チャート上は相場が振れやすい格好になった」(国内証券)との声が聞かれた。また、「来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)やその先の日銀総裁人事を控え、警戒しながらの取引となった」(FX業者)との指摘もあった。日本時間夜にはレッドブック米週間小売売上高や1月の米購買担当者景況指数(PMI)などの発表が予定されており、結果次第では相場が改めて動意付く可能性もありそうだ。  ユーロは午後に入って、対円で下落、対ドルでは堅調。午後5時現在、1ユーロ=141円39~39銭(前日午後5時、142円00~03銭)、対ドルでは1.0893~0893ドル(同1.0915~0915ドル)。

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