〔東京外為〕ドル、130円台前半=「五・十日」需要が支援材料に(30日正午)

2023年01月30日

30日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、月内最後の「五・十日」で実需筋による買いが強まり、1ドル=130円台前半で底堅く推移している。正午現在は1ドル=130円06~07銭と前週末(午後5時、129円94~96銭)比12銭のドル高・円安。  前週末の米国時間のドル円相場は、昨年12月の個人消費支出(PCE)物価指数が発表され、インフレ鈍化を再確認できる内容となり、今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げペースが0.25%幅に落ち着くとの思惑が優勢となった。日銀の金融政策正常化に対する警戒もあり、129円台後半で方向感を欠いた。  きょうの東京市場も、こうした流れを引き継ぎ129円80銭での取引開始となったものの、月末決済に絡む国内輸入企業の注文が膨らみ、130円10銭前後まで上昇。時間外取引の米長期金利の上振れも重なり、午前10時半すぎには130円30銭付近まで強含んだ。ただ、追随買いは膨らまず、一巡すると130円00銭台を軸に推移した。  今週はFOMC、欧州中央銀行(ECB)定例理事会、1月の米雇用統計などが相次ぐ。このところは下値が127円台前半、上値が131円台後半で値動きが阻まれているが、「一連のイベントがレンジ突破のきっかけになる可能性が大きい」(FX業者)との期待感が漂っている。それだけに、きょうは「一時的に上下動したとしても、結局は見慣れた水準に落ち着くだろう」(外為ブローカー)との声が聞かれる。  ユーロは朝方に比べて、対円ではドル円の動きにつれて小高い。対ドルではもみ合い。正午現在、1ユーロ=141円36~39銭(前週末午後5時、141円31~32銭)、対ドルでは1.0869~0869ドル(同1.0873~0874ドル)。

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