〔東京外為〕ドル、130円台前半=実需売りに下落(31日正午)

2023年01月31日

31日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、月末に絡んだ実需筋の売りを受け、一時1ドル=130円付近まで下落した。正午現在は130円17~18銭と前日(午後5時、129円62~63銭)比55銭のドル高・円安。  前日の海外市場では、米長期金利の上昇を背景に欧州時間から買いが進み、130円10銭台まで上昇。その後は129円80銭台まで軟化する場面もあったが、米国時間に130円50銭台まで堅調に推移し、終盤は130円30銭台で伸び悩んだ。  こうした海外市場の流れを引き継ぎ、この日の東京時間は130円40銭台でスタート。国内輸出企業による月末要因のドル売り・円買いが膨らみ、仲値通過後に130円10銭前後まで下落した。その後は130円00~20銭を中心に、動意の薄い展開が続き、日本時間今夜から開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)、3日の1月の米雇用統計を控え、積極的な売買が手控えられる格好となった。  この後の相場展開について市場では、「一段と様子見姿勢が強まりやすく、持ち高調整や実需取引が中心となるだろう」(大手証券)との見方が増えている。ただ、午後に予定されている日銀の共通担保資金供給オペレーション(公開市場操作)を受けて「前回(23日)のように、やや円安方向に動く可能性もある」(外為仲介業者)との指摘も出ている。  ユーロは朝方に比べ対円で値を下げ、対ドルではほぼ横ばい。正午現在、1ユーロ=141円26~26銭(前日午後5時、140円79~82銭)、対ドルでは1.0852~0852ドル(同1.0862~0865ドル)。

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