〔東京外為〕ドル、130円台前半=米金融政策の発表控え様子見(1日午後5時)

2023年02月01日

1日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米国の金融政策発表を控えて様子見姿勢が強い中、終盤は調整的な買いが入り、1ドル=130円台前半で堅調に推移している。午後5時現在、130円17~18銭と前日(午後5時、130円14~15銭)比03銭の小幅ドル高・円安。  ドル円は早朝に130円10銭台で取引された後、国内輸出企業など実需筋の売りに押され、仲値前後は129円80銭台に下落した。その後は買い戻しが入り、130円10銭前後に浮上。午後に入って一時130円40銭前後まで上伸する場面が見られた。市場関係者によると、「ユーロや豪ドルに対して調整的な円売りが出たことから、その余波でドル円はやや水準を切り上げた」(為替ブローカー)という。  前日の米国時間は、昨年10~12月期の米雇用コスト指数の伸び鈍化で一時129円70銭台に下落したが、その後は130円台を回復。東京時間も129円80銭台に軟化した後は戻り歩調となったため、「ドル円の下値は堅いとの見方から午後に入って調整買いが入った面もあるのではないか」(同)との声も聞かれた。  目先は、日本時間の明日未明に終了する米連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の注目材料だが、市場では「0.25%の利上げは織り込み済み」(大手邦銀)とみられている。このため、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が会見で、今後の政策運営について「従来通りのタカ派姿勢を維持するのか、多少ともハト派的な姿勢を示すのかどうかが焦点になっている」(前出の大手邦銀)と指摘されている。  ユーロも終盤は対円、対ドルで底堅く推移した。午後5時現在、1ユーロ=141円61~63銭(前日午後5時、141円13~13銭)、対ドルでは1.0879~0880ドル(同1.0844~0844ドル)。

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