〔東京外為〕ドル、131円台前半=買い一巡も、安値拾いで底堅い(9日午後3時)

2023年02月09日

9日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、朝方の買い一巡後も継続的な安値拾いに支援され、1ドル=131円台前半で底堅い展開となっている。午後3時現在は、131円35~36銭と前日(午後5時、130円88~88銭)比47銭のドル高・円安。  きょうの東京時間は米早期利上げ停止観測が後退する中、131円40銭付近で取引開始となった。前日米国時間には、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が2%の物価目標実現は長期戦になるとの認識を表明し、ニューヨーク地区連銀総裁のウィリアムズ総裁も同様の考えを示した。非農業部門就業者数が予想の3倍近くとなった先週発表の1月の米雇用統計が「米金融当局のタカ派姿勢につながっている状況」(FX業者)だ。  こうした中、仲値にかけては実需筋によるドル買い注文も底上げに寄与し、前日日通し高値の131円50銭付近を上抜けると、131円80銭台まで水準を切り上げた。時間外取引での米長期金利の持ち直しも支援材料となった。ただ、週初に約1カ月ぶりに132円台に乗せた際も1日超で結局は売り押されたこともあり「上値試しには慎重姿勢も根強い」(同)。とはいえ、「米国のターミナルレート(政策金利の最終到達点)が6%まで上昇するシナリオを意識する投機筋が広がり始めた」(国内証券)こともあり、下値は限定的。午後3時前には、1ドル=130円80銭程度まで下落したあと、131円70銭に上昇する荒い値動きがみられたが、「一部メディアの日銀総裁人事に関する自民党議員発言を巡る報道を受け、海外勢が動いたようだ」(外為仲介業者)という。  ユーロは午前に比べ対円で小高く、対ドルでは上昇。午後3時現在は、1ユーロ=141円02~04銭(前日午後5時、140円80~81銭)、対ドルでは1.0735~0735ドル(同1.0758~0758ドル)。

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