〔東京外為〕ドル、132円台前半=調整売りに軟化(11日午後3時)

2023年01月11日

11日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、12月の米消費者物価指数(CPI)発表を前にした持ち高調整の売りなどが散見され、1ドル=132円台前半に軟化している。午後3時現在は、132円26~26銭と前日(午後5時、132円21~22銭))比05銭の小幅ドル高・円安。  前日の米国時間は序盤に132円40銭台に乗せた後、その後はいったん131円台後半へ下押したが、終盤にかけては132円30銭台まで戻すなど、方向感なく推移した。  この流れを受け、きょうの東京市場は132円10銭近辺でスタート。その後は仲値公示に向けて値位置を切り上げ、堅調な日経平均株価を眺めながら、正午前には132円60銭付近までさらに上昇した。ただ、午後に入ると欧州通貨や豪ドルに対し軟調地合いを強めた影響がドル円相場にもおよび、132円15銭前後まで売られる場面があった。  先週末発表された12月の米雇用統計で平均時給の伸び鈍化が確認されたばかりだけに、市場からは日本時間12日夜発表される米CPIについて「結果が予想を下回れば、売り込まれる公算が大きい」(同)との見方が浮上しており、調整売りを誘発したようだ。  さらに、ユーロドル相場が欧州中央銀行(ECB)による持続的な利上げ見通しや記録的暖冬に伴うエネルギー危機の後退などで、1ユーロ=1.07ドル台に乗せており、これもドル円の足を引っ張る一因となった。ただ、市場では「今週は比較的短時間で数十銭単位の上下動を繰り返す場面が見られ、下値では安値拾いの買いが入りやすい」(国内証券)との指摘も聞かれ、売り一巡後は下げ渋っている。  ユーロの午後は対円で軟調、対ドルでは上昇。午後3時現在、1ユーロ=142円14~14銭(前日午後5時、141円89~91銭)、対ドルでは1.0747~0748ドル(同1.0731~0732ドル)。

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