〔東京外為〕ドル、132円台半ば=調整売りに下落(30日正午)

2022年12月30日

30日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、年末年始の休暇を控えた調整売りが進み、1ドル=132円台半ばに下落した。正午現在、132円56~57銭と前日(午後5時、133円77~78銭)比1円21銭の大幅ドル安・円高。  前日の海外市場では、欧州時間に133円台後半でもみ合った後、米国時間序盤に発表された米新規失業保険申請件数を受けて132円90銭近辺へ軟化した。失業保険受給者総数が市場予想を上回り、雇用ひっ迫の緩和との受け止めから米国の金融引き締め長期化観測が後退し、米長期金利が低下したことが背景にある。中盤に133円30銭台まで水準を回復する場面があったものの、終盤は伸び悩み133円前後で小幅に推移した。  こうした海外市場の流れを引き継ぎ、この日の東京時間は132円90銭台でスタート。多くの国内企業が休暇入りする中、ドル需要が低下していることを意識した調整売りなどから、10時ごろに132円30銭台まで下押した。時間外取引で米長期金利が伸び悩んだことも、ドル円の上値を重くした。正午にかけていったん132円60銭台まで戻したものの、市場では「新規材料に乏しく、午後も方向感のない展開が続く見込み」(外為仲介業者)との指摘が出ていた。  今夜のドル円については、「米国の債券市場が短縮取引となるため、海外勢の動意は乏しく、値動きは限定的になるだろう」(FX会社)との声が聞かれた。  ユーロは朝方に比べ対円で軟調。対ドルで横ばい圏。正午現在、1ユーロ=141円30~32銭(前日午後5時、142円11~14銭)、対ドルでは1.0657~0658ドル(同1.0623~0623ドル)。

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