〔東京外為〕ドル、133円台後半=戻り売り一巡(19日午後3時)

2022年12月29日

29日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、前日の上昇後の戻り売りが一巡し、1ドル=133円台後半を中心に推移している。午後3時現在、133円67~67銭と前日(午後5時、133円91~93銭)比24銭のドル安・円高。  前日の米国時間のドル円相場は、日米金利差を意識したドル買い・円売りが進み、終盤には一時134円50銭前後まで上昇する場面も見られた。米長期金利の堅調もドルの下支え要因となった。  海外の流れを引き継いだ本日の東京市場は、利益確定売りが先行し、134円00銭前後で取引が始まった。その後も国内輸出企業の売りや時間外での米長期金利の低下を眺めた短期筋の売りに押され、正午前には133円50銭前後まで下落。アジアの主要株価指数が軟調に推移する中、ドル以外の主要通貨で円が選好されたこともドル円の重しとなった。ただ、同水準で下げ渋った後は戻り売りも一服し、午後に入ってからは133円60~80銭台を軸としたレンジ圏での取引となっている。  20日の日銀の政策変更を受けてドル安・円高が進んだ「日銀ショック」以降、ドル円は買い戻しが優勢だったが、市場では「いったん一服感が先行する状況」(国内証券)となっており、上値は重い。一方、ドルの上昇過程で売方の相当数のポジションが強制決済を迫られたとされており、下値も限定的となっている。「年末年始の休暇に入った個人投資家も目立ち始めている」(FX業者)ことから、東京市場の終盤は次第に様子見姿勢が強まる展開となりそうだ。  ユーロは午後に入って対円、対ドルで小動き。午後3時現在、1ユーロ=142円03~05銭(前日午後5時、142円55~55銭)、対ドルでは1.0624~0625ドル(同1.0645~0646ドル)。

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