〔東京外為〕ドル、133円台後半=買い一巡後は伸び悩み(28日午後5時)

2022年12月28日

28日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日米金利差拡大が意識され、一時1ドル=134円台に乗せる場面があったが、その後は年末を控えた持ち高調整に伴う売りなどに押され、伸び悩んだ。午後5時現在は、133円91~93銭と前日(午後5時、132円87~88銭)比1円04銭の大幅ドル高・円安。  前日の海外市場では、米長期金利の上昇に加え、中国政府が新型コロナウイルス対策の緩和を発表したことが買い材料視され、米国時間終盤にかけては133円台半ばを中心に強含みで推移した。  こうした海外市場の流れを引き継ぎ、この日の東京時間は133円40銭台でスタート。日銀が朝方に今月19、20両日の金融政策決定会合の「主な意見」を公表したが、黒田日銀総裁が会合後の記者会見で説明した以上の内容はなかったと受け止められ、市場への影響は限定的だった。ただ、その後に日銀が臨時の国債買い入れオペを通告すると、日米の金利差拡大を意識した向きの買いが膨らみ、正午前には心理的節目である134円台に値位置を切り上げた。  午後に入ると、134円40銭近辺に一段高となる場面もあったが、その後は利益確定売りや年末を控えた持ち高調整に伴う売りなどが散見され、終盤は133円80~90銭台の狭いレンジでのもみ合いとなった。  市場からは「欧州勢が参入する時間帯には買いの材料が乏しくなった」(複数の市場筋)との声が聞かれた。  ユーロは対円で弱含み、対ドルは小動き。午後5時現在は、1ユーロ=142円55~55銭(前日午後5時、141円44~46銭)、対ドルでは1.0645~0646ドル(同1.0645~0646ドル)。

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