〔東京外為〕ドル、136円台半ば=FRB議長講演を引き続き材料視(1日午後3時)

2022年12月01日

1日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演で積極的な利上げ姿勢を後退させたことが引き続き材料視され、1ドル=136円台半ばと8月下旬以来約3カ月ぶりの安値水準で推移している。午後3時現在、136円40~40銭と前日(午後5時、138円52~53銭)比2円12銭の大幅ドル安・円高。  きょうの東京時間は137円40銭前後で取引開始。前日の米国時間にパウエルFRB議長が講演で今月にも利上げペースを縮小させる可能性を示唆したため、「米長期金利の先高観が一段と後退した」(FX業者)ことから朝方から売りが鮮明となった。テクニカル的な節目とされていた137円25銭前後を下回ると、午前10時すぎには136円50銭前後まで急落した。  午後に入って136円90銭前後まで買い戻されたが、一巡後は再び軟調に推移。一時136円20銭前後まで水準を切り下げる場面もあった。下げ足の速さと反発の弱さを踏まえ、「ロングポジションの手じまいを余儀なくされた投資家が少なくなかった」(外為ブローカー)とされ、その後も136円20~40銭台の安値圏で推移している。  欧州勢が参加する時間帯には再びドル売りが勢い付く可能性がある。ただ、日本時間夜に発表される10月の米個人消費支出(PCE)・物価でインフレの根強さが確認されれば、「FRBの高金利政策の長期化を補強する材料となり、米長期金利が持ち直されてドル円も下げ止まるかもしれない」(国内証券)との見方も出ていた。  ユーロも午後に入って対円で軟調、対ドルでは小高い。午後3時現在、1ユーロ=142円47~47銭(前日午後5時、143円41~41銭)、対ドルでは1.0444~0445ドル(同1.0352~0352ドル)。

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