〔東京外為〕ドル、136円台後半=いってこい、終盤売り優勢に(12日午後5時)

2022年12月12日

12日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、強めの米経済指標を受けて買いが先行した前週の海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=136円台後半に上昇して始まった後、11月の米消費者物価指数(CPI)に対する思惑などから137円台前半まで水準を切り上げる場面もあったが、終盤は調整売りが優勢となり、結局、いってこいの展開だった。午後5時現在、136円68~69銭と前週末(午後5時、136円36~36銭)比32銭のドル高・円安。  前週末9日の海外市場は、11月の米卸売物価指数(PPI)とミシガン大学消費者景況感指数などが市場予想より強い結果となり、連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な利上げを継続するとの観測が台頭。ドル円は一時136円90銭前後まで上値を伸ばした。  週明けの東京時間は136円70銭台で始まると、国内輸入企業などの買いが広がり、仲値通過後には137円10銭付近まで浮上。ただ、戻り売りも厚く、正午に向けては136円70銭台に押し戻された。午後序盤は材料難から動意を欠き、136円台後半でもみ合っていたが、午後2時すぎにドル買いの勢いが増し、137円10銭台まで上昇。13日に発表される米CPIが強い結果になるとの見方が強まり、ドルの買い戻しが誘われたようだ。しかし、欧州勢が参入した終盤は「日中に買われた分のカバーが入った」(国内銀行)とみられ、改めて売り直された。  米CPIに注目が集まる中、市場では「ポジションを一方向に傾けるのは難しい」(FX業者)との声が大勢で、目先は方向感が定まりにくくなっている。  ユーロは、対円で軟調、対ドルでも下落。午後5時現在、1ユーロ=143円88~89銭(前週末午後5時、144円10~12銭)、対ドルでは、1.0526~0526ドル(同1.0568~0568ドル)

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