〔東京外為〕ドル、136円台後半=実需の買いなどでじり高(26日正午)
2022年08月26日
26日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、パウエルFRB議長のジャクソンホール会議での講演を見極めたいとの雰囲気が強い中、実需の買いなどを受け、1ドル=136円台後半にやや水準を切り上げている。正午現在、136円72~72銭と前日(午後5時、136円48~48銭)比24銭のドル高・円安。
前日の米国市場では、序盤に137円近くまで上昇した後は売りに押され、終盤は136円40~50銭前後を軸にもみ合う展開となった。
こうした流れを引き継ぎ、この日の東京時間は136円50銭台でスタート。その後は、国内輸入企業など実需の買いが入ったほか、時間外取引での米長期金利の下げ渋りを受け、136円70銭台を中心に推移している。
日本時間今夜にパウエルFRB議長の講演を控えており、市場では「午後は特に様子見姿勢が広がる」(FX会社)との声が聞かれた。
ユーロは朝方に比べ対円、対ドルで小動き。正午現在、1ユーロ=136円28~29銭(前日午後5時、136円47~49銭)、対ドルでは0.9967~9968ドル(同0.9999~1.0003ドル)。