〔東京外為〕ドル、137円台前半=実需買いに上昇(20日正午)

2022年12月20日

20日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、「五・十日」要因の実需買いが広がり、一時1ドル=137円台半ばに上昇するなど強含みに推移した。正午現在は137円16~17銭と前日(午後5時、135円83~84銭)比1円33銭の大幅ドル高・円安。  前日の海外市場では、欧州時間にじり高で推移した後、米国時間に入ると米長期金利の上昇を背景に一段高となり、137円10銭台まで上値を切り上げた。米国時間終盤は米金利の上昇一服を受けて伸び悩み、136円台後半を中心にもみ合った。  海外市場の流れを引き継ぎ、東京時間は137円付近でスタート。仲値にかけては「五・十日」に伴う実需買いで137円50銭付近まで浮上。時間外取引で米長期金利が堅調に推移したことも支援要因となった。その後は日銀の政策決定会合の結果公表を控えて様子見姿勢が広がる中、調整売りなどにやや水準を切り下げている。  午後には黒田東彦日銀総裁の会見が行われる。市場では「政策修正や政府・日銀の共同声明改定に関する言及への市場の期待は低い」(FX会社)と指摘される。ただ「流動性が極端に低下していることから、会合結果判明後に値幅は大きくなる可能性もある」(大手証券)との警戒感が広がっていた。  ユーロは朝方に比べ対円で上昇、対ドルで横ばい。正午現在、1ユーロ=145円58~60銭(前日午後5時、144円31~33銭)、対ドルでは1.0614~0615ドル(同1.0623~0623ドル)。

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