〔東京外為〕ドル、137円台前半=欧州勢の売りで終盤弱含む(13日午後5時)

2022年12月13日

13日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米長期金利の上昇に支援されて1ドル=137円台半ばに上昇して始まった後は、11月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見ムードが支配的となり、方向感が定まらなかった。終盤に入ると欧州勢とみられる売りの厚みが増し、弱含みに推移した。午後5時現在は、137円39~40銭と前日(午後5時、136円68~69銭)比71銭のドル高・円安。  前日の海外時間は、米長期金利の上昇を受けてドル買いが優勢となり、米国時間には一時137円80銭台まで水準を切り上げる場面があった。利食い売りに押されて終盤は伸び悩んだが、137円台後半で底堅く推移した。  東京時間は海外の流れを引き継ぎ、137円50銭前後で始まると、仲値にかけては実需買いが先行し、137円90銭前後まで浮上。ただ、日本時間今夜の米CPI発表を控えて上値追いには慎重で、正午に向けては137円台半ばから後半でのレンジ相場が継続した。午後序盤にポジション調整とみられる買いが入り、138円付近まで上値を伸ばしたが、その後買いは一服、137円台半ばに押し戻されるなど上値の重い展開をたどった。終盤は「欧州勢の持ち高調整の売りが出た」(FX業者)とみられ、一時137円30銭台まで下押した。  米CPIについて、市場の一部では「鈍化する」(国内証券)との見方が出ている。一方、「結果がどちらに振れても乱高下する可能性が高い」(先のFX業者)などと警戒する向きも多い。  ユーロは対円、対ドルともに上昇。午後5時現在は、1ユーロ=145円01~03銭(前日午後5時、143円88~89銭)、対ドルでは、1.0553~0554ドル(同1.0526~0526ドル)。

© 2009 Dr. straightのヘルスケア&リラクゼーションのブログ。 by https://www.stosakaclinic.com/
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう