〔東京外為〕ドル、139円台前半=ほぼ上にいってこい(16日午後5時)

2022年11月16日

16日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、実需買いや時間外取引の米長期金利の持ち直しに支援され、1ドル=140円台前半まで上昇する局面もあったが、日本時間今夜発表の10月の米小売売上高の結果や米連邦準備制度理事会(FRB)高官の議会証言などを見極めたいとのムードが強まる中でじり安に転じ、結局、ほぼ上にいってこいの展開になった。午後5時現在は、139円37~38銭と前日(午後5時、139円33~33銭)比04銭の小幅ドル高・円安。  前日の海外時間は、10月の米卸売物価指数(PPI)の弱い結果を背景に売り圧力が増し、一時137円60銭台まで急落。その後は買い戻しが入り、米国時間の終盤は139円を挟んでもみ合った。  東京時間は138円90銭台で始まると、仲値に向けて輸入企業などの実需買いが先行した上、時間外の米長期金利が戻り基調を強めたことからじりじりと上値を伸ばし、正午前には140円台に乗せた。ポーランドに着弾したロシア製ミサイルについて、バイデン米大統領が「ロシアから発射されていない可能性がある」との見方を示したことも、ドル円の買い戻しにつながったと観測されている。  午後序盤も買い戻しの流れが継続し、140円30銭付近まで水準を切り上げた。ただ、10月の米小売売上高やバーFRB副議長の議会証言などを控えて上値は重く、終盤には139円20銭台まで軟化した。市場では「海外時間の動き待ちという状況」(国内銀行)との見方が出ていた。  ユーロは対円、対ドルともに横ばい圏。午後5時現在、1ユーロ=144円98~145円00銭(前日午後5時、144円99~99銭)、対ドルでは1.0402~0403ドル(同1.0405~0405ドル)。

© 2009 Dr. straightのヘルスケア&リラクゼーションのブログ。 by https://www.stosakaclinic.com/
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう