〔東京外為〕ドル、139円台半ば=実需買いなどに強含む(17日正午)

2022年11月17日

17日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、実需買いなどに1ドル=139円台半ばに強含んでいる。正午現在は、139円55~57銭と前日(午後5時、139円37~38銭)比18銭のドル高・円安。  前日の米国時間は、10月の小売売上高が予想を上振れた半面、鉱工業生産がさえない内容となるなどまちまちな米経済指標を受けて方向感は出ず、139円台半ばを軸にもみ合う展開に。低下基調をたどった米長期金利もドル円の上値を抑えた。  きょうの東京市場は前日の海外市場の水準を引き継いで139円30銭台で始まり、仲値に向けては実需の買いが優勢となり、139円50銭台に強含んだ。仲値通過後は伸び悩んだものの、時間外取引で上昇に転じた米長期金利を眺めて、昼前には139円60銭台まで水準を切り上げた。  市場では「米インフレがピークを越えたとの観測が広がっており、『下目線』の投資家が増えつつある」(FX業者)という。こうした中、日本時間の今晩予定される10月の米住宅着工件数や米週間失業保険申請件数、米連邦準備制度理事会(FRB)高官講演などが、内容次第で売りの「口実」に使われる可能性があるとも指摘される。ただ、東京時間は材料に乏しく、「午後も様子見ムードが続きそうだ」(外為ブローカー)との声が聞かれた。  ユーロは朝方に比べ対円、対ドルでともに小安い。正午現在は、1ユーロ=144円72~74銭(前日午後5時、144円98~145円00銭)、対ドルでは1.0370~0370ドル(同1.0402~0403ドル)。

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