〔東京外為〕ドル、139円台半ば=決め手欠き方向感定まらず(14日午後5時)

2022年11月14日

14日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日米の金利差縮小観測の高まりを背景に1ドル=139円台半ば付近に下落して始まったが、下値では押し目買いが入ったほか、時間外の米長期金利動向などを眺めて売り買いが交錯し、その後は138円70~139円70銭台のレンジで方向感なく推移した。午後5時現在は139円50~51銭と前週末(午後5時、141円19~19銭)比1円69銭の大幅ドル安・円高。  前週末11日の海外時間は、10日に発表された10月の米消費者物価(CPI)を受けて急落した流れが継続し、138円40銭台まで下落。8月以来約2カ月半ぶりのドル安水準に沈んだ。  週明けの東京時間は139円90銭台で始まった後、序盤はウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事のタカ派発言を受けた米長期金利の上昇に支援され、強含みに推移した。ただ、時間外の米長期金利の戻りの鈍さを眺め、日米の金利差縮小への思惑が再び広がり、仲値通過後には138円80銭付近まで水準を落とした。138円台では押し目を拾う動きもみられ、正午に向けては138円台後半で底堅く推移。午後になると押し目買いの厚みが増した上、欧州勢とみられる買いも入り、139円60銭台まで戻りを入れる場面があったが、米利上げペース鈍化への警戒感が強まる中で買いは続かず、終盤は139円台前半から半ばでのもみ合いに終始した。  市場関係者からは「時間外の米長期金利が低水準で推移しており、ドル買いは仕掛けづらい」(FX業者)との声が聞かれた。  ユーロは対円で下落、対ドルでは上昇。午後5時現在、1ユーロ=144円06~08銭(前週末午後5時、144円64~64銭)、対ドルでは1.0327~0327ドル(同1.0243~0243ドル)。

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