〔東京外為〕ドル、139円近辺=終盤も買い戻しで下げ渋る(24日午後5時)

2022年11月24日

24日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、終盤も買い戻しが入り、1ドル=138円台後半から139円近辺で下げ渋っている。午後5時現在、138円97~98銭と前日(午後5時、141円81~81銭)比2円84銭の大幅ドル安・円高。  ドル円は早朝、前日の海外時間に急落した流れを受け継ぎ、139円20銭台で取引された後、午前9時すぎにやや買い戻されたが、仲値前後は再び売りが強まり、昼にかけて138円80銭台に下落。午後も売りが続いて138円60銭台まで下げたが、同水準では押し目買いが入り、午後3時前後は138円90銭台に戻した。終盤は、再び売りが優勢になり、一時138円50銭台まで下げたものの、改めて買い戻しが入って水準を切り上げている。  前日の海外時間は、米新規失業保険申請件数や11月の米総合購買担当者景況指数(PMI)などが悪化したほか、11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、多くの参加者が「利上げペースの減速が近く適切になる」との認識が示され、米長期金利の低下が進み、ドル円も一気に下値を切り下げた。  東京時間は「下げ過ぎ感を受けた買い戻しが入った」(為替ブローカー)ものの、「なお上値の重さが残り、下値を模索しやすい」(大手邦銀)と指摘される。チャート的には「138円台がサポートにはなっているが、戻りの鈍さが意識されると、売りを仕掛けられやすい」(同)との声も聞かれる。  ユーロは終盤、対円は軟化。対ドルは伸び悩む。午後5時現在、1ユーロ=144円75~76銭(前日午後5時、145円58~59銭)、対ドルでは1.0416~0417ドル(同1.0266~0266ドル)。

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