〔東京外為〕ドル、142円台半ば=米CPI控え持ち高調整(13日正午)

2022年09月13日

13日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日本時間今晩発表される8月の米消費者物価指数(CPI)を控え、1ドル=142円台半ばでの持ち高調整が続いた。正午現在、142円57~58銭と前日(午後5時、142円76~77銭)比19銭のドル安・円高。  前日の海外市場では、時間外取引での米長期金利の低下に加え、NY連邦準備銀行がまとめた8月の消費者調査で期待インフレ率が2カ月連続で低下したことなどが響き、ドル円は一時142円15銭前後まで下落した。終盤は142円70~80銭台でもみ合った。  きょうの東京市場も海外の流れを引き継ぎ、上値重く始まった。午前9時ごろに142円60銭前後で取引された後、仲値近辺では実需の売りと時間外取引での米長期金利の低下が重なり、142円40銭付近まで軟化。仲値通過後は142円70銭台まで切り返したが、買い一巡後は再び売りが強まり、午前11時すぎには142円30銭前後まで下落した。正午にかけては142円50~60銭を中心に方向感なく推移した。「株式市場など他の金融市場も全般的に米CPI待ち」(外為ブローカー)とされる中、東京時間は目立った手掛かりもないため、狭い値幅を上下する展開となった。  市場からは「8月の米CPIという単月データの結果だけでは、米国の積極的な利上げペースがすぐに鈍化する可能性は低い」(FX業者)などと冷静な声が聞かれる。それでも「注目を集める指標だけに、結果と米債券市場への波及など一連の反応を見極めてから本格的に売買を再開したい」(同)と考える投資家が少なくないようだ。  ユーロも前日から一転して全般的に動意薄。朝方に比べて対円、対ドルともに小動き。正午現在、1ユーロ=144円44~44銭(前日午後5時、145円27~28銭)、対ドルでは1.0129~0132ドル(同1.0175~0176ドル)。

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