〔東京外為〕ドル、143円台半ば=介入警戒も米金利上昇で底堅い(16日正午)

2022年09月16日

16日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、政府・日銀による為替介入への警戒感がくすぶる中、時間外取引の米長期金利の上昇を眺めて1ドル=143円台半ばで底堅く推移している。正午現在、143円44~45銭と前日(午後5時、143円57~57銭)比13銭のドル安・円高。  きょうの東京市場は143円30銭台で取引を開始。「為替介入への警戒感が根強く残った」(大手邦銀)との見方から、仲値前に142円80銭台まで下落した。仲値通過後は時間外取引での米長期金利の上昇が支援材料となり、徐々にドル買い・円売りが進んだ。一時143円50銭前後まで上伸する場面もあった。鈴木俊一財務相が閣議後記者会見で「あらゆる措置を排除せず、為替市場において必要な対応を取りたい」と改めて市場をけん制する発言をしたが、市場の反応は限定的だった。  午前中は70銭程度のレンジ圏で売り買いが交錯したが、東京時間は新規材料に乏しいため、「方向感のない一日になるのではないか」(同)とみられている。ただ、やや値動きが荒いことが意識されており、「この後もチャートが乱高下する可能性が高い」(国内銀行)との声も聞かれた。  ユーロは朝方に比べ対円で上昇。対ドルでは一時パリティー(等価)を回復する場面もみられたが、買い一巡後は弱含んでいる。正午現在、1ユーロ=143円36~38銭(前日午後5時、143円26~26銭)、対ドルでは0.9992~9995ドル(同0.9977~9978ドル)。

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