〔東京外為〕ドル、144円前後=FOMCにらみ堅調(21日午後3時)

2022年09月21日

21日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日本時間22日未明に結果が発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらみ、1ドル=144円前後で堅調に推移している。午後3時現在、143円95~95銭と前日(午後5時、143円46~47銭)比49銭のドル高・円安。  きょうの東京市場のドル円は143円50銭台で取引を開始した後、午前9時すぎに143円40銭台まで軟化した。その後は仲値公示に向けた国内輸入企業の買いに加え、日銀による臨時の国債買い入れ通告も重なり、午前中に143円80銭台まで買いが進んだ。午前11時すぎにいったん下押したが、「米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢をめぐる警戒感の高まり」(FX業者)を背景に徐々に買いが広がり、正午すぎに143円80銭台に再浮上。売り買いが交錯した後、時間外取引での米長期金利の高止まりを眺めて午後2時前に144円台に乗せた。買い一巡後は利益確定売りに押され、144円00銭を挟んでもみ合っている。  前日の米国市場では、米長期金利が一時3.60%付近まで上昇し、2011年4月以来の高水準を記録した。明けた21日の時間外取引でも3.5%台を維持しており、「歴史的な米金利水準が格好の買い材料となっている」(同)とみられている。半面、144円前後で上値が重いことを踏まえ、「FOMC前の様子見姿勢が相当強いこともうかがわれる」(国内証券)との指摘もある。市場では「FOMCの声明発表までは、高値圏内でもみ合う展開になる」(同)と予想されている。  ユーロは午後に入って対円でもみ合い、対ドルは軟調。午後3時現在、1ユーロ=143円27~27銭(前日午後5時、143円96~98銭)、対ドルでは0.9950~9950ドル(同1.0034~0035ドル)。

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