〔東京外為〕ドル、144円台前半=売り一巡でもみ合い(5日午後3時)

2022年10月05日

5日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、ユーロドルでのドル売りなどが波及していったん下押したものの、売り一巡後は1ドル=144円台前半でもみ合っている。午後3時現在、144円15~15銭と前日(午後5時、144円65~66銭)比50銭のドル安・円高。  米利上げペースの鈍化観測を背景に、きょうの東京市場は143円80銭台で始まった。その後、143円50銭近辺に値位置を下げる場面もあったが、仲値に向けて実需筋の買いが入り、144円台に浮上した。  一部で注目されたニュージーランド準備銀行の政策決定では予想通り0.5%の利上げが決まったが、議事要旨によれば0.75%幅での引き上げも検討された。「主要中銀のタカ派姿勢はすぐに収まらないという連想が誘われた」(FX業者)とされ、ドル円相場も正午にかけて一時144円30銭台に強含んだ。  その後は方向感を欠いていたが、午後に入ってユーロドルでのドル売りなどが波及し、ドル円は144円前後まで軟化した。ただ、下値では買い戻しが入り、144円台前半でのもみ合いとなっている。  前日発表された8月の米雇用動態調査がさえない内容で、ドル売りが加速しただけに「今晩のADP全米雇用報告の注目度が増している」(国内証券)という。介入警戒感から動意を欠くドル円よりも、投機筋の関心はユーロドルや英ポンドドルに移っており、「ドル円も多少上下しながら、指標を待つことになりそう」(同)とみられている。  ユーロは午後に入り、対円、対ドルで横ばい圏。午後3時現在、1ユーロ=143円64~65銭(前日午後5時、142円85~85銭)、対ドルでは0.9965~9965ドル(同0.9874~9875ドル)。

© 2009 Dr. straightのヘルスケア&リラクゼーションのブログ。 by https://www.stosakaclinic.com/
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう