〔東京外為〕ドル、144円台半ば=売り一巡で下げ渋る(30日午後3時)

2022年09月30日

30日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、リスク回避目的のドル売り・円買いが一巡し、1ドル=144円台半ばで推移している。午後3時現在、144円48~50銭と前日(午後5時、144円68~68銭)比20銭のドル安・円高。  きょうの東京時間は144円40銭台で取引が始まった。「五・十日」に絡んだドル買い需要を受け、仲値設定に向けてじりじりと水準を切り上げたが、上値は重く、正午にかけて144円台後半でもみ合った。市場では「144円80~90銭前後では介入警戒から上値の重さが意識されている」(FX業者)とみられる。  午後に入ると売りが先行し、144円50銭前後まで下押した。日経平均株価の大幅安を受け、リスク回避目的の円買いが膨らんだ。もっとも、日米金融政策の方向性に着目したドル買いが相場を支える構図に変わりはなく、下値では買い戻しが入って下げ渋っている。  きょうは月末・四半期末の最終日に当たることもあり、市場からは「持ち高を大きく傾ける参加者は少なく、既に新たな期に入る来週に焦点が移っている」(国内証券)との声が聞かれた。日本時間今夜にかけて9月のユーロ圏消費者物価、8月の米個人消費支出(PCE)・物価といった重要経済指標や、連邦準備制度理事会(FRB)高官の講演などが予定されるだけに、「いっそう日中時間帯のこう着感も強まっている」(同)という。また、財務省が公表する9月の為替介入実績にも関心が寄せられている。  ユーロは午後に入って対円、対ドルで横ばい圏。午後3時現在、1ユーロ=141円95~96銭(前日午後5時、139円72~74銭)、対ドルでは0.9824~9824ドル(同0.9656~9659ドル)。

© 2009 Dr. straightのヘルスケア&リラクゼーションのブログ。 by https://www.stosakaclinic.com/
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう