〔東京外為〕ドル、144円台後半=米雇用統計控え上値追いに慎重(7日午後5時)

2022年10月07日

7日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、時間外取引の米長期金利上昇が追い風となったが、9月の米雇用統計の発表を日本時間今夜に控えて上値追いには慎重な向きが多く、1ドル=145円前後で方向感が定まらなかった。午後5時現在は、144円91~91銭と前日(午後5時、144円59~59銭)比32銭のドル高・円安。  前日の海外市場では、米長期金利の上昇を背景にドル買いの勢いが増し、米国時間の終盤には145円10銭台まで水準を切り上げた。複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官から積極利上げ継続を支持する発言が相次ぎ、米長期金利が3.8%台に上昇したことなどに支援された。  こうした海外市場の流れを引き継ぎ、東京時間は145円付近で始まると、仲値にかけて3連休前の実質的「五・十日」に伴う売り買いが交錯してやや振幅が大きくなった後、正午に向けては若干弱含みに推移。145円台に入ると介入警戒感が頭をもたげるとみられ、上値が重かった。午後は、時間外の米長期金利の高止まりを受けたドル買いが散見されたが、注目の米雇用統計を前に「一方向にポジションを傾けるのは難しい状況」(FX業者)といい、中盤までは145円を挟んだ小幅なレンジでこう着。終盤に入ると調整売りがやや優勢となり、144円80銭台まで軟化した。  米雇用統計について、市場では「全体的にみると緩やかに減速するのではないか」(国内証券)との見方がある一方、「堅調な結果になる可能性もある」(先のFX業者)との声も聞かれた。  ユーロは対円、対ドルで下落。午後5時現在、1ユーロ=142円00~01銭(前日午後5時、143円27~28銭)、対ドルでは0.9798~0.9798ドル(同0.9909~9909ドル)。

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