〔東京外為〕ドル、144円台後半=黒田総裁会見待ちでもみ合い(22日午後3時)

2022年09月22日

22日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日銀の黒田東彦総裁の会見を前にして動意が乏しくなり、1ドル=144円台後半でもみ合う展開となった。午後3時現在は144円92~93銭と前日(午後5時、143円74~74銭)比1円18銭の大幅ドル高・円安。  きょうの東京市場は144円20銭台で取引を開始。実質的な「五・十日」ということもあって仲値に向けては実需の買いが広がり、144円台半ばに強含んだ。正午前に日銀が大規模な金融緩和策の維持を決定するとドル買いが進行し、一気に145円30銭台まで浮上。ただ、その直後には利食い売りが出て、一時143円台半ばまで下押すなど乱高下した。  午後に入ると、午後3時半から行われる黒田総裁の会見での発言を見極めたいとのムードが台頭、144円台後半を軸としたレンジでの値動きにとどまっている。午後1時半に神田眞人財務官が記者団に対し、為替介入について「必要なときは必ずやることになる」「スタンバイの状態」などと発言したが、ドル円相場は目立った反応を示さなかった。  黒田総裁の会見について、市場では「従来と変わらないスタンスの内容となるのではないか」(国内銀行)との見方が大勢だが、「為替へのトーンが変わってくる可能性があり、注意が必要」(国内証券)といった声も聞かれた。  ユーロは対円で上昇、対ドルも強含み。午後3時現在、1ユーロ=142円41~42銭(前日午後5時、142円48~49銭)、対ドルでは0.9823~9827ドル(同0.9910~0.9910ドル)。

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