〔東京外為〕ドル、145円台後半=介入警戒で足踏み続く(11日午後3時)

2022年10月11日

11日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米長期金利の上昇に支援されながらも、政府・日銀による介入警戒感が重しとなり、1ドル=145円台後半で足踏み状態となっている。午後3時現在、145円78~79銭と前週末(午後5時、144円91~91銭)比87銭のドル高・円安  早朝は145円60銭台で取引され、午前9時以降に一時145円50銭台に下押す場面があった。ただ、その後は実需筋の買いが入って持ち直し、仲値後には145円70銭台に上昇。もっとも、先月に政府・日銀による円買い介入が入った145円90銭付近が重しとなり、昼にかけては145円60~70銭台でもみ合った。  午後もしばらく同様の展開だったが、時間外取引の米長期金利の上昇などを眺めて、午後2時前後から145円70~80銭前後へと小幅に水準を切り上げている。  米金利が再び上昇基調を強めており、市場関係者は「ドル円も買いが入りやすい地合い」(大手邦銀)と指摘する。ただ、「145円90銭前後からは介入ゾーンとの意識が強く、上値を切り上げにくい」(同)とされ、現状では介入警戒感から足踏み状態を余儀なくされている。目先も現行水準でこう着しそうな展開だが、市場の一部からは「いずれ介入の有無を探りながら、上値を切り上げていくのではないか」(為替ブローカー)との声が聞かれた。  ユーロは午後に入って、対円、対ドルともに小動き。午後3時現在、1ユーロ=141円20~21銭(前週末午後5時、142円00~01銭)、対ドルでは0.9686~9686ドル(同0.9798~9798ドル)。

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