〔東京外為〕ドル、145円台後半=米利上げ鈍化が意識され下落(27日午後5時)

2022年10月27日

27日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース鈍化が意識される中、海外短期筋のポジション調整とみられる売りが強まり、1ドル=145円台後半に下落した。午後5時現在は、145円72~73銭と前日(午後5時、147円08~09銭)比では1円36銭の大幅ドル安・円高。  早朝は前日の海外市場で売られた流れを受け、146円00銭台で取引された。仲値前後は実需筋の買いで146円20銭台に浮上、その後はいったん145円90銭台に軟化したが、正午は146円40銭前後まで戻した。午後はじり安に推移した後、海外短期筋からとみられる大口の売りを背景に、一気に145円10銭前後に急落。終盤は買い戻しが入り、145円台後半に持ち直した。  短期筋の売りで146円を割り込んだ後について、市場関係者は「ストップロスの売りも出て、下げ足が速まったようだ」(為替ブローカー)と指摘。ただ、終盤になると「時間外取引で米長期金利が上昇していることから、買い戻しが優勢になった」(大手邦銀)とみられている。  ドル円は終盤に持ち直したものの、市場では「このところ米利上げペースの鈍化が意識され、ドル円の上値は重い」(先のブローカー)との声が聞かれる。日銀金融政策決定会合の結果公表をあすに控え、「海外筋は政策修正を警戒するムードもうかがえ、なお調整売りが出やすいのではないか」(先の大手邦銀)との見方もあった。  ユーロも終盤、対円は下げ渋る。対ドルは小安い。午後5時現在、1ユーロ=146円68~75銭(前日午後5時、147円58~59銭)、対ドルでは1.0066~0066ドル(同1.0033~0033ドル)。

© 2009 Dr. straightのヘルスケア&リラクゼーションのブログ。 by https://www.stosakaclinic.com/
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう