〔東京外為〕ドル、146円台前半=米CPI発表前で動意乏しい(10日午後5時)

2022年11月10日

10日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、10月の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に様子見姿勢が強く、1ドル=146円台前半で動意に乏しい取引が続いた。午後5時現在は、146円28~29銭と前日(午後5時、145円51~51銭)比77銭のドル高・円安。  前日の米国時間は米国の金融引き締めが続くとの思惑からドル買いが先行し、一時146円80銭近辺まで上昇した。その後はポジション調整の売りに押され、146円30銭台まで値を下げた。  海外の流れを引き継いだ東京市場は、146円20銭前後で取引を開始。仲値に向けて国内輸入企業などの買いが入る場面もあったが、日経平均株価の大幅続落などを受けてリスク回避の売りが優勢となり、午前10時ごろに146円05銭前後まで下落した。  正午にかけて146円10~20銭を中心にもみ合った後、時間外取引で米長期金利が低下したことから146円00銭前後に下押し。欧州勢が参加する時間帯に一時146円40銭台まで上伸する場面も見られたが、買い一巡後は146円20銭台に軟化した。  前月の米CPI発表直後にドル円が急伸したこともあり、市場関係者は「発表後の1時間で相場が大きく動く可能性がある」(FX業者)と警戒している。また、「市場予想より上振れた場合、次回の米国の利上げ幅は0.75%になるとの見方が増える」(国内証券)として、米利上げペースが鈍化するとの観測が後退する可能性があるとみられている。市場予想は総合指数で前年同月比8.0%上昇、コア指数で同6.5%上昇。  ユーロは対円、対ドルで軟調。午後5時現在、1ユーロ=146円29~30銭(前日午後5時、146円45~46銭)、対ドルでは1.0000~0001ドル(同1.0063~0063ドル)。

© 2009 Dr. straightのヘルスケア&リラクゼーションのブログ。 by https://www.stosakaclinic.com/
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう