〔東京外為〕ドル、146円台前半=買い一服でもみ合い(12日午後3時)

2022年10月12日

12日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、午前中にみられた投機的な買いが一服し、1ドル=146円台前半でもみ合っている。午後3時現在、146円19~20銭と前日(午後5時、145円63~63銭)比56銭のドル高・円安。  早朝は145円80銭台で取引されたが、午前9時前後に米系短期筋からとみられる投機的な買いが強まり、1998年8月以来となる146円台に突入した。さらに、この段階でストップロスの買いが誘発され、その後は146円20銭台と一段高。買い一巡後はいったん利食い売りに押されたものの、実需筋の買いなども散見され、午前11時すぎには146円40銭近くまで水準を切り上げた。午後は買いが一服、一時146円近辺に伸び悩む場面もあったが下値は堅く、おおむね146円20銭前後でもみ合う展開となっている。  145円90銭前後は、先月に政府・日銀が介入した水準で、市場では「これまでは介入警戒感が強いために攻めきれなかった」(FX業者)との声が聞かれたが、この日の東京時間については「投機的な買いであっさり上抜けた」(為替ブローカー)とみられている。英ポンドが対ドルで売られたことが「対ドルでの円売りを強めた面もある」(同)との見方もあった。ただ、午後に入ってからは「英ポンドが対ドルで持ち直し、ドル円の買い一服につながった」(同)と指摘される。  市場関係者は「前回の介入水準は突破したものの、上値を追うほど介入警戒感が強まる」(大手邦銀)と指摘、目先は水準調整になるとの見方も出ている。  ユーロは午後に入って対円、対ドルともに上昇。午後3時現在は、1ユーロ=142円13~14銭(前日午後5時、141円24~25銭)、対ドルでは0.9723~9723ドル(同0.9698~9699ドル)。

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