〔東京外為〕ドル、147円台前半=実需買いと黒田総裁会見で上昇(28日午後5時)

2022年10月28日

28日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、実需筋の買いに加え、黒田東彦日銀総裁の会見などを受けた日米の金融政策の違いを背景に、1ドル=147円台前半に上昇した。午後5時現在、147円08~08銭と前日(午後5時、145円72~73銭)比1円36銭の大幅ドル高・円安。  前日の海外市場では、米長期金利低下を材料に145円60銭台まで軟化する場面があったが、その後は買い戻しが入り、米国時間終盤は146円10~30銭台でもみ合った。  この日の東京時間は146円20銭台で取引をスタート。実質的な「五・十日」ということもあり、実需筋の買いにより仲値にかけて146円70銭前後に上昇した。さらに、正午前に日銀が金融政策決定会合で大規模緩和の維持すると決定すると、146円80銭前後に水準を切り上げた。ただ、日銀金融政策についてはほぼ想定された内容だったため買いは続かなかった上、相場が下げに転じるとストップロスを巻き込む形で、146円00銭台に急落した。  もっとも、その後は日米の金融政策の違いなどを背景に下げ渋った上、黒田日銀総裁が午後3時半からの会見で「今すぐ金利引き上げや出口が来るとは考えていない」などと述べたことから、ドル円は一気に147円10銭台まで上昇するなど、値動きの荒い展開となった。  ユーロは対円で軟化、対ドルで下落。午後5時現在、1ユーロ=146円27~29銭(前日午後5時、146円68~75銭)、対ドルでは0.9945~9946ドル(同1.0066~0066ドル)。

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