〔東京外為〕ドル、147円台後半=終盤は米金利低下で下落(1日午後5時)

2022年11月01日

1日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米国の金融政策発表が注視される中、終盤は時間外取引での米長期金利の低下を受けて1ドル=147円台後半に下落した。午後5時現在、147円92~93銭と前日(午後5時、148円01~01銭)比09銭の小幅ドル安・円高。  前日の米国時間は、米長期金利の上昇につれて一時148円80銭台まで上昇した。この日の東京時間は米国の流れを引き継ぎ、148円70銭台で取引を開始。仲値にかけて国内輸入企業など実需筋の買いが入り、148円80銭前後に強含んだ。買い一服後は148円20銭台に下落。日本時間の2日未明に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、ポジション調整とみられる売りに押された。  午後に入ってもみ合った後は売り優勢の展開となり、欧州勢が参加し始める時間帯には147円50銭前後まで急落。時間外取引で米長期金利が4%を割り込む水準まで低下し、ドル売り・円買いが広がった。売り一巡後は147円70~148円00銭のレンジ圏でやや不安定な値動きとなっている。  市場関係者の関心は、FOMCやその後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見に集まっている。日本時間今夜発表される10月のISM米製造業購買担当者景況指数(PMI)も意識されており、「内容が弱かった場合は景気後退観測が広がりかねない」(FX業者)との声が聞かれる。重要イベントが続く中、「市場参加者は神経質になっており、ポジションを一方向に傾けることは難しい」(大手証券)との指摘もあった。  ユーロは午後に入って対円で売り買い交錯、対ドルで堅調。午後5時現在、1ユーロ=146円86~87銭(前日午後5時、146円97~97銭)、対ドルでは0.9927~9928ドル(同0.9928~9929ドル)。

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